Salesforceのオブジェクト/レコードをAPIで操作する

Salesforceでは、オブジェクト（標準オブジェクト・カスタムオブジェクト）に対し、外部からAPIによって登録、変更、削除、取得や検索などの操作を行うためのREST APIを利用することができます。

このAPI群はオブジェクトごとに自動的に作られるため、個別に開発する必要はありません。

このページでは、APIによるSalesforceのレコード操作の方法について説明します。

APIアクセスユーザプロファイルに「API の有効化」権限を割り当てる必要があります。

（参考） API 対応エディションと開発環境

Salesforce組織への接続のためにはOAuthによる認証・認可を用います。

認証フローにはいくつか選択した用意されていますが、システム間連携による認証フローとしては、JWT Bearer Tokenフローを使って認証する方式を使うとよいでしょう。

詳しい手順は上記の公式ドキュメントの通りです。以下のような流れとなります。

前述で取得したアクセストークンを用いて、レコードの操作ができます。

詳しい方法は以下のドキュメントを参照してください。

Java、Node.js、Pythonなど、主要なプログラミング言語でSalesforce APIを利用するためのライブラリも存在します。

素直にOAuth2 JWT Bearer Tokenフローを実装するのに比べて、取り扱いようにラップしてあったり、手軽に利用できる場合もあるので、ぜひ利用を検討してください。

使い方については、各種ライブラリのドキュメントを参照してください。